3月6日(火)
9:00 受付
9:30〜12:30 自由研究発表(N-401)
12:30〜13:20 休憩
13:20〜13:50 総会(N-403)
13:50〜14:00 休憩
14:00〜17:30 シンポジウム (N-401)
「地域の発展と大学の役割
─地域は室蘭工業大学に何を期待するか,
また大学は地域でどういう役割を果たすべきか─」
17:30〜18:30 移動
18:30〜20:30 懇親会
3月7日(水)
9:00 受付
9:30〜12:00
課題研究(N-403)
「大学における教科教育学の実践─新しい世紀における基礎・基本の考え方について─」
課題研究(N-401)
「北海道における生涯学習の基礎的研究─地域産業の発展と人材養成の課題─」
12:00〜13:00 休憩
13:00〜14:30
自由研究発表(N-401)
自由研究発表。 (N-403)
日時:3月6日 9:30〜12:30 会場:N-401
司会:大野栄三(北海道大学)
1.北海道太平洋地区に住む大学院生を対象としたスポーツ教育への
とりくみ
上村浩信(室蘭工業大学)
大学院の学生が受講する人間科学Bの授業を紹介する。本学の学生は、工学部の学生のため研究等により、日頃、運動不足になりがちであると考えられる。さらに、北海道は、秋から冬にかけて寒暖の変化が大きく、冬に近づくにつれて寒くなると同時に、一般に、身体活動が少なくなる傾向にあります。日本海側の降雪量の多い地域は、雪かきや雪上歩行により身体活動が多くなるという報告もありますが、ここ室蘭は、太平洋側であるために、雪が少なく身体活動は少なくなる傾向にあります。したがって、寒冷刺激と運動不足のために、体重及び体脂肪が 増加します。そこで、本授業では、運動不足や肩こり・腰痛を軽減するために、1週間に1回以上体重と体脂肪を測定させ、授業の課題レポートとしています。 運動不足による弊害や肩こり、腰痛の原因を講義し、その処置方法として、スポ ーツマッサージ、ピロポロ(アイスホッケーに似た体育館で行える軽スポー ツ)、ソフトバレーボール(コートが、バドミントンのコートで行う。ボール は、バレーボールの一回り大きくした柔らかい物を使用したバレーボールにたス ポーツ)を行ったことを報告する。
2.学生ボランティアの災害メンタルヘルスケア活動への寄与
─有珠山噴火災害での伊達赤十字看護学校の取り組みから─
○前田 潤(室蘭工業大学)
斉藤麗子(伊達赤十字看護専門学校)
中塚憲之(日本赤十字社北海道支部)
有珠山噴火災害に於いて赤十字は赤十字「心のケアセンター」を伊達赤十字病院に設置し、被災住民に対する災害メンタルヘルスプログラムを実施した。このプログラムの実行に当たったのは、赤十字に勤務する職員、地域のボランティアであり、伊達赤十字看護専門学校の看護学生及び教員であった。看護学生は、伊達市内の避難所において約2ヶ月にわたって16回のボランティア活動を行った。
子どもやお年寄りなど災害弱者といわれる年齢層を中心に遊び相手や話し相手、他のプログラムへの協力などを行った。活動終了後は教員を入れたミーティングが毎回持たれ、気がついたことや困ったことについて報告しあった。教員は学生からの報告をセンターに提供し、今後のセンターの活動の調整や計画立案に活かされた。
学生ボランティアはメンタルヘルスケアに十分貢献したが、この活動の背景には学校のボランティア活動推進という姿勢、教員の学生へのフォローがあった。
3.教材としてのジャガイモ果実(berry)の可能性
─結実およびグリコアルカロイド含量に関する特性を中心に─
○若菜 博(室蘭工業大学)
堀部 誠(福島市立福島第四小学校)
山田秀哉(札幌市立稲積小学校)
ジャガイモ果実に注目することは,植物の生殖教育──花が植物の生殖器官であることの認識──にとって重要であるとの指摘は従来からあった。しかし,果実(berry)を実際に見せることは困難だとされ,ジャガイモ果実に関する読み物(写真を含む)を紹介したり,あるいはジャガイモのタネを購入してタネそのものを見せたりすることが行われていた。また,ジャガイモは日本の全国各地で栽培されていながら,北海道以外ではほとんど果実がならないといわれていた。そして,そのためか,日本全国のほとんどの小学校でジャガイモ栽培が行れているにもかかわらず,実際のジャガイモ果実による教育実践の例は少なかった。
われわれは,2000年度にジャガイモ果実に注目した教育実践を行った。一つは,福島市立福島第四小学校でのジャガイモ栽培実践で,栽培した8品種中7品種で結実(総数で240個)を確認することができた。もう一つは,札幌市立稲積小学校でのジャガイモ栽培実践で「キタアカリ」で多数の結実(約40個)を確認した。
そこで,今回発表では,(1)ジャガイモ果実に関する説明で一部にある誤解と思われるものを修正し,(2)全国各地でジャガイモ果実が結実している状況を紹介し,(3)ジャガイモ果実の結実や毒性に関する特性を整理しながら,(4)上記2校でのジャガイモ栽培実践の概要と今後の課題について,報告する。
4.エジプト小学校理数科授業改善プロジェクト
─とりわけ理科・中間段階における活動について─
倉賀野志郎 (北海道教育大学釧路校)
北海道教育大学はエジプトと、小学校理数科授業改善について教科書対応の教師向けのガイドブック作成等のプロジェクトを3年間にわたって実施してきた(1997/12月〜2000/12月)。その成果の最終報告は作成されている。倉賀野は、理科関係の中間段階(1999/4月〜2000/3月)を担当した。中間段階では大きくは4つの期に区分しうる活動を行って来た。(1)low
cost/no
costの現地でのモノを利用しての簡単な実験の紹介、(2)教材プログラムの検討、(3)そのプログラムの一部の小学校での実験授業(教師にガイド、その上で教師が授業。生方・佐藤有先生と共に)、(4)教師向けのエジプト科学館での実験紹介等(田中実先生と共に)を踏まえてのガイドブック素案の作成。
今後、このような活動を行う場合の発展途上国とのかかわり方についての課題を模索すべく、とりわけ中間段階における活動内容(作成教材も含めて)を報告する。
5.中学校数学カリキュラム再構成への試み
─第III単元「負の数とは何か」の授業プログラムについて─
○須田勝彦(北海道大学大学院教育学研究科)
平賀沙織(北海道大学教育学部4年)
村守隆男(北海道大学大学院理学研究科)
高橋哲男(北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程)
石川高行(北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程)
北海道大学教育学部教育方法学研究室の数学教育グループは、先にi)
中学校数学 のカリキュラム上の問題点の解明を試みるとともに、ii)
再構成の方向と最初の2つ の単元構成について素案を示した。i)
の概要は次のとおりである。
「中学校数学の入門期における不成功は次の5点が相互に関連しあって生じていると
思われる。1 正負の数から入ること、2
計算のやり方、答えの出し方を指導の目標にし ていること、3
代数の導入方法が混乱していること、4 重要な数学的事実を「小学校で
の既習事項」で済ませていること、5
「証明」が不当に先に延ばされていること」
そしてii) では次の4点からなる目標を述べた。「1
手足のように便利な道具として文字を使うこと、2
負の数の導入以前に、非負の数の代数的性質を示すこと、3
非負の数と半直線の対応、数の幾何的イメージを形成すること、4
正負の有理数の量的、代
数的、幾何的性質を知ること」そして1、2、3に係る内容を2つの単元別テキストの
形にまとめた。
本発表では目標4に関する教育内容構成及び教材の構成を提案する。
6.「総合的な学習の時間」の授業案─三方町の梅を題材として─
藤本佳志(北海道大学教育学部4年)
いよいよ来年度から総合的な学習の時間が小・中学校で実施される。それに向けてどのような授業を試みればよいだろうか。まず、総合的な学習の時間ありきで議論するのでなく、それを実施する理由・利点を考えなければならない。研究を進める中で私は、多くの昔の理論・実践と出会った。
これらをふまえた上で今回は「地域」をテーマとした総合的な学習の時間の授業案を作った。内容は私の出身地である福井県の「三方町の梅」である。ただ表面的に町のことを知るだけでなく、ただ梅のことを知るだけでもない。梅を教材として、梅や町のことを総合的に理解することができるような授業案にしたつもりだ。
作った授業案を私の母校の明倫小学校で実施した。内容はプリント形式の授業、農協などへの調査、調査内容の発表である。6時間という限られた中であったが、子どもにとって意義はあっただろうし、授業をした私自身も楽しんでやれた。実践後はビデオ記録をもとに授業案を改訂した。今回の発表は授業案の「実践→分析→改訂」というサイクルを中心にする。
日時:3月6日 13:20〜13:50 会場:N-403
1.会長あいさつ
2.事業の年次報告および会務報告
○ 第45回研究発表大会について
○ 学会誌第一号の編集状況について
3.決算および予算の審議
4.第46回大会開催地および開催時期の審議
5.学会誌第二号の編集・刊行について
6.その他
日時:3月6日 14:00〜17:30 会場:N-401
司会:山口 格(室蘭工業大学)
丸山 博(室蘭工業大学)
提言者
(1)小笠原紘一(北海道胆振支庁長)
略歴:1945年 北海道 生まれ
1969年 北海道大学工学部大学院卒
1974年道庁に入庁後,衛生施設課長,環境政策課長,環境室長を経て,
1999年から現職
概要:大学では衛生工学を専攻。当時は公害が認識されはじめ,それが健康を害し日本の将来に対して,信号が赤に変わりつつあったときである。「お前たちは公害を解決するために国費を投じて教育されている,第一線でこれに立ち向かえ」というのが,各教授の教えであった。この理念は,今も自分を支配している。
(2)村上盛平(室蘭市助役)
略歴:1936年 生まれ
1960年 室蘭工業大学工学部卒業後,室蘭市役所に入所し,建設部長,企画財政部長などを経て,
1995年から現職
概要:1 大学と地域の連携
○大学の存在 ○行政とのかかわり ○企業やまちづくり団体とのかかわり
2 大学への期待
○新産業 ○市民大学 ○まちづくり
(3)渡辺紘一(日鋼デザイン代表取締役)
略歴:1940年 生まれ
1963年 日本製鋼所 室蘭製作所 入社後,日鋼工営(株)代表取締役就任を経て,
1996年から現職
主な公的役職:(異業種交流団体)技術情報交換プラザむろらん 代表幹事
北海道異業種交流連絡協議会 副会長
室蘭地域環境産業推進コアー 会長
概要:1.室蘭地域の歴史的経緯について:他地域と比べ本当に特殊な発展をしたか。生産品の比較
2.製造のための諸活動:顧客獲得活動(営業活動),作業員の獲得(教育活動),製造のための研究活動…大企業と中小企業の棲み分け(作業区分)
3.21世紀のあるべき姿のキーワード:
連携,(分散),並走,カリスマ,感性,臨機応変,,変化への対応
(4)林 秀起(朝日新聞室蘭通信局長・朝日新聞記者)
略歴:つくば支局長,北海道支社報道部次長,甲府支局長,支社広報室長を経て,2000年から現職
概要:滋賀県彦根市の目抜き通りで,7年間シャッターが下りていた6階建てビルが県立大学生たちの活動の拠点となった事例を紹介し,大学を地域・自治体がどう利用できるか,その可能性に言及したい。自治体にとって大学新設が人口減少の歯止め装置として期待されるケースは少なくない。そこで学生たちが,消費者であり,安い労働力でしかないとすれば,あまりにももったいないではないか。
(5)田頭博昭(室蘭工業大学学長)
略歴:1933年 後志管内島牧村生まれ
1961年 北海道大学大学院工学研究科電気工学専攻博士課程中退
北海道大学工学部電気工学科講師,同大学助教授,同教授を経て,
1998年2月から現職
1967年 Ph.D.(英国リバプール大学)
1980年 工博(北海道大学)
概要:大学の種類によって地域貢献にはさまざまな形がある。わたくしとして最もありたいのはいわゆる室蘭バレーを興し,産業に直接形で寄与することである。ほかに地域の特性や歴史にそったより文化的な寄与,支援がある。
日時:3月7日 9:30〜12:00 会場:N-403
司会:倉賀野志郎(北海道教育大学釧路校)
世話人:田中 実(北海道教育大学札幌校)・須田勝彦(北海道大学)
基礎・基本が最近問題にされる時、「これだけは最低必要だから、叩き込んでも教
えなければならない」という文脈で語られることが多い。そのような文脈で語られる
項目ははたして基礎・基本だろうか。
基礎・基本は第1に、基礎・基本であることによって子どもたちに対し、見晴らしのよい新しい世界を提供する。世界の相互連関の根幹にかかわる知識、世界を捉える
人間の知性の、網の結び目に関する知識であり、「叩き込む」ことによって初めて得られる知識・技能とは無縁である。
第2に、それは本来、人間発達の根幹にも関わっているのであり、従って子どもたちにとって楽しくてたまらないはずのものである。苦役としての基礎・基本は、職業教育としてはありえても、普通教育の課題であるべきではない。
しかし、私たちのような基礎・基本の捉え方をする研究者、実践家はそう多くはない。多くは基礎・基本=読み・書き・算、という程度の認識であり、「叩き込む」と
いうイメージから離れられないのが現状とさえいえよう。
本課題研究では、新しい基礎・基本のあり方を具体的に出し合い、それを手がかりにしながら大学における教科教育のあり方を考えてみたい。
報告者 須田勝彦(北海道大学)
田中 実(北海道教育大学札幌校)
吉原英夫(北海道教育大学札幌校)
報告2 わが社の社員教育の経験から−共学・共育・共生をめざして−
志賀辰哉(志賀綜合食料品店社長)
報告3 地場産業の人材養成システム開発に関する調査報告
○山田定市(北海学園大学)
山口 格(室蘭工業大学)
若菜 博(室蘭工業大学)
日時:3月7日 13:00〜14:30 会場:N-401
司会:明神 勲(北海道教育大学釧路校)
1.授業プログラム「食事動作の援助」の検討
花岡眞佐子(北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程,北海道医療大学看護福祉学部)
授業プログラム「食事動作の援助」は、食事の摂取動作が困難な対象者に対し、 栄養ニードを満たすために自助力を最大限に発揮した援助の実際の学習である。 食べることは、単に食物摂取による栄養ニードの充足だけでなく、空腹を満たすことで 満足感を得たり、同時に他者との交流の手段となるなど、社会文化的側面をもつ営み である。また、援助の実際では、対象者がどれだけ自力でニードを充足できるかを判 断した上で、安全・安楽を考慮した看護行為が要求される。授業プログラムでは事例 と設問によって医療施設で日常的に行われる場面を提示し、グループ討議、次に模擬 実演、最後に全学生による実演の経験を通して教育内容の習得をねらった。発表では 、大学2年生に行った実験授業について授業資料、ビデオ映像、学生の記録物をもと に、授業プログラム「食事動作の援助」を検討する。
2.教育における地方と中央−マガダン州と北海道の場合を中心に−
門脇正俊(北海道教育大学岩見沢校)
教育における地方と中央の関係を、モスクワと東京から遠く離れた極北東ロシアと北海道の場合を中心に比較考察し、地域レベルでの外国教育研究の意義と課題について考える。具体的には、マガダン州教育法とロシア共和国教育法の関係を中心に考察しながら、日本における教育法令と教育委員会規則の関係についても言及し、併せて、マガダン州と北海道における地域課題や教育課題の共通性や差異性についても考えたい。
3.日本統治下南樺太教育史の研究
池田 裕子(北海道大学大学院教育学研究科修士課程)
近年、日本の植民地教育研究は活発化してきたが、南樺太(現在は、ロシア連邦領サハリン島の北緯50度以南)を対象とした研究は蓄積されていない。近代日本の植民地の全体像を解明するという研究動向に照らして考えるなら、日本の植民地の不可欠の構成要素であった南樺太を近代日本史のなかに位置付けることは今後必要な作業である。
そこで、本研究では、南樺太の領有から敗戦に至るまでの40年間にわたる植民地経営を、社会情勢と教育政策との関わりに焦点をあてて分析することにより、近代日本の一支配構造の特質を明らかにしようと試みる。
主として、社会や産業の構成と教育機関の設置経緯に注目して分析を進めた結果、統治者が、天然資源と労働力の収奪構造を早急に作り上げようとした樺太的な特徴が、教育に現れていたことが明らかになった。このことは、これまで、教育制度の変遷を検討することによって、教育施設と制度の「発展の歴史」として叙述されてきた樺太教育の評価に再考を促すものである。
日時:3月7日 13:00〜14:30 会場:N-403
司会:所 伸一(北海道大学)
1.感覚・動きの再教育
進藤貴美子 (北海道教育大学岩見沢校 )
子どもが「立つ」「歩く」「椅子に座る」などの動作をしている時、「ふらふらして落ち着きがない」「だらっとしている」「集中していない」などと感じることがある。そんな時、親や教師は「姿勢を正しく」「背筋を伸ばして」「集中して」などの注意をする。しかし、「正しい姿勢」や「集中した状態」とはどのようなものか、その内実がわかり、相手に伝えることができるかというと疑問である。試みに、「背筋を伸ばして」という言葉をかけると、たいていは「顎があがり、胸を張って、背中を緊張させた状態」をつくってしまい、余分な緊張をからだに強いることになる。そうなると、逆に集中力は働かなくなるだけでなく、余分な緊張で疲れやすくもなる。
では、「心地よく」「すっきりとした」「集中状態」をもたらす「立つ」「歩く」「座る」は、どのようにしたら実現するのか。その道筋を提示し、「感覚・動きの再教育」の必要性を論じる。
2.プログラミングにおける変数・関数・クラス・継承概念の視覚的提示
石川高行(北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程)
昨年の発表「『一般から特殊へ』の原理を用いたプログラミング講義
プラン」は、その後1年間分のプログラミング教科書となり、道内のある
大学の社会情報学部で実践された。(一部、教科書には掲載せずに課外
実習として実践したものもある。) 今回は、その教科書の特徴、実践の
様子、及び今後の課題について発表する。
この教科書は、プログラミングの基本概念である変数・関数・クラス・
継承の概念を視覚的に提示している点がその最大の特徴である。特に、
クラス・継承の概念は、難解と言われるオブジェクト指向プログラ
ミングに欠かせないものであり、これらを視覚的に教える教科書はまだ
存在していない。
また、プログラミングの実習は文法事項のみを教えれば済むものでは
ない。発表では、この教科書を貫く教育学的原理についても触れる予定
である。
3.日本語受動文の指導に関して
楊 志剛(北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程)
最近、私は、在日中国人に日本語の受動文に対する意識小アンケートをした。その結果、中国人は体の部分を表す受動文や、いわゆる迷惑受動文には間違いがあることを分かった。中国の教科書では、「中国語の被動の意味→主体と客体との区別→日本語の受動文の形」という流れで教えており、導入の順序は能動=受動の対立のある受動文→所属関係を表す受動文→迷惑受動文という流れであった。このような指導では日本語の受動文を中国語の被動文と一対一に対応するものと誤解してしまう恐れがあり、それは、中国人学習者の間違った原因ではないかと思う。
その問題を解決するために、本発表では、工藤(1990)の言った「能動文の規定語(ノ格)が主語になる受動文(持ち主受動文)は基本的には直接受動文と統一していると同時に、このおおきくことなる不利益受動文を媒介しているものである。」ことから、そして教授学の視点から、「持ち主受動文」を導入する出発点として、意味・構文的に必要な条件について考察した上で、中国語を母語とする学習者に日本語受動文の教える順序を提案したいと思う。
日時:3月6日(火)18:30〜20:30頃
会場:「さつき」 室蘭市輪西1-26-12 TEL0143-44-5525
会費:5000円程度(一般),3000円程度(学生・院生)。
3月6日(火)の学会会場での受付で参加の申し込みをお願いします。
会費は,懇親会の会場にて集めさせていただきます。
○「ホテルサンルート」室蘭市中島2-28-6 TEL0143-43-2333
JR東室蘭駅西口から駅を背にして「丸井今井」方面へまっすぐ徒歩7分ほど(左側)。
「室蘭工業大学での学会で宿泊」と言うと7728円(1泊朝食付き・税込み・諸経費込み)
○「室蘭プラザホテル」室蘭市東町2丁目14-2 TEL0143-43-5115
JR東室蘭駅東口から徒歩2分(道南バス東町ターミナル徒歩5分)
和室シングルチャージ(バス・トイレ共同) 4700円
洋室チャージ(バス・トイレ付き) 4900円・5200円・5500円
いずれも朝食(700円)は別。
○「ビジネスホテル西口」室蘭市中島3-2-2 TEL0143-44-7779
JR東室蘭駅西口から徒歩5分。素泊まりで3500円より。
○「ホテルニューバジェット」室蘭市中島2-25-8 TEL0143-41-4953
JR東室蘭駅西口から徒歩5分。4953円(「朝食サービス」と電話帳に記載)
行き
○JR:札幌→南千歳→東室蘭
※JR「Sキップ(札幌フ室蘭・東室蘭)」(往復タイプ4600円と4枚綴りタイプ9000円の2種類)
スーパー北斗2号 札幌7:00→南千歳7:26→東室蘭8:12
北斗4号 札幌7:31→南千歳7:59→東室蘭8:49
スーパー北斗6号 札幌8:28→南千歳8:58→東室蘭9:46
○高速バス:札幌駅前ターミナル→東町ターミナル(東室蘭)片道2000円,往復券3750円。
道南バス 札幌7:30→東室蘭9:15
道南バス 札幌8:40→東室蘭10:35
帰り
○JR:東室蘭→南千歳→札幌
北斗11号 東室蘭16:11→南千歳17:00→札幌17:31
スーパー北斗13号 東室蘭17:01→南千歳17:49→札幌18:18
スーパーおおぞら7号 南千歳17:55→釧路21:06
すずらん7号 東室蘭17:26→南千歳18:30→札幌19:04
北斗15号 東室蘭18:22→南千歳19:14→札幌19:45
スーパーおおぞら11号 南千歳19:28→釧路22:58
○高速バス:(東室蘭)→札幌
道南バス東町ターミナル 16:45→札幌18:45
中央バス「汐見」付近(東室蘭) 17:43→札幌19:45※バス停の場所に注意のこと。
道南バス東町ターミナル 18:45→札幌20:35